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心理療法の種類

認知行動療法STAIR-NT

STAIR Narrative Therapyは、複雑性PTSDの治療法で、感情調整と対人関係のスキルトレーニングを組み合わせています。

認知行動療法持続エクスポージャー療法

持続エクスポージャー療法(PE)は、PTSD治療で強く推奨される方法で、安全にトラウマ記憶に触れながら感情と認知を修復します。

認知行動療法認知処理療法(CPT)

CPTは、トラウマ経験による世界観や自己認識の変化を整理し直す治療法です

認知行動療法複雑性悲嘆に対する認知行動療法

遷延性悲嘆症は、長期間続く悲しみや落ち込みを特徴とし、グリーフケアの心理療法で対処します。

認知行動療法アクセプタンス&コミットメントセラピー(ACT)

ACTは、感情を受け入れ(acceptance)、価値ある行動にコミットする(commitment)新世代の認知行動療法です。

マインドフルネス(mindfulness)

今この瞬間に集中し、過去や未来への不安から解放される訓練です。脳の特定部位を活性化し、健康維持や再発予防にも効果があります。

CRM(ComprehensiveResource Model)

CRMは、複雑性トラウマを癒すためにリソースを活用し、感情的な痛みを解放しながら他者との安全な繋がりを促進する心理療法です。

EMDREMDR

EMDRは、トラウマや精神疾患などに有効な科学的に証明された心理療法で、短時間で進められ、ストレスが少ない方法です。

ボディコレクトセラピー

Body Connect Therapyは、藤本昌樹博士が開発したソマティックサイコセラピーで、身体感覚に注意を向けてトラウマのエネルギーを解放します。

アイムーブメントインテグレーション(EMI)

眼球運動を用いた新しいアプローチは、トラウマを抱えたクライアントの深いレベルの解離や生理的な調節障害に効果的にアクセスする方法です。

ホログラフィートーク

ホログラフィートークは、クライエントが感情や身体症状の意味を読み取り、解決し、自らを癒すプロセスをセラピストが援助する心理療法です。

ソマティックエクスペリエンス

SE™(Somatic Experiencing®)は、Peter Levine博士が開発した、身体感覚を使って神経系の過剰なエネルギーをゆっくり解放するトラウマ療法です。

強迫性障害に対するERP

強迫性障害は、繰り返し生じる強迫観念と強迫行為により、不安や苦痛を感じる状態です。曝露反応妨害法は、この障害に有効な認知行動療法の一技法です。

自我状態療法(Ego StateTherapy)

自我状態療法は、John G. Watkinsが考案した複雑性PTSDや解離性障害の治療法で、切り離された自己の部分にアプローチする心理療法です。

USPTUSPT

USPTは、タッピングを用いて別人格を呼び出し、労をねぎらうことで解離性障害の人格統合を行う心理療法です。

認知行動療法STAIR-NT

STAIR Narrative Therapyは、もともと児童期虐待の成人サバイバーのために開発され、その後は対人トラウマ被害全般、あるいは複雑性PTSDに主に適用されている心理療法です。感情調整や対人関係の困難さに対処するスキルトレーニング(Skills Training in Affective and Interpersonal Regulation; STAIR)とトラウマに焦点を当てた治療(Narrative Therapy)を組み合わせた治療法になっています。海外の複数のランダム化比較試験によって安全性と有効性が報告されており、日本でも少人数の臨床試験によって同等の治療成果が報告されています。複雑性PTSD特有の感情調整や対人関係の困難さに取り組むための治療要素を先に実施するのが特徴です。

認知行動療法持続エクスポージャー療法

持続エクスポージャー療法(Prolonged Exposure Therapy; PE) はPTSDに対する治療法として各種ガイドラインでももっとも強く推奨された治療法です。 この治療法の特徴は治療者が患者に寄り添って安全にトラウマ記憶に触れることを通じて、安心感を確認しながらトラウマの影響を受けた感情と認知を修復し、回復のプロセスを共に歩むことにあります。

認知行動療法認知処理療法(CPT)

CPTはアメリカのリーシック博士、マンソン博士、チャード博士という、3人の女性の臨床心理学者によって開発されました。 トラウマティックな経験をすると、それまでの世界観や、自分に対する見方が大きく揺るがされたり、変わったりすることがあります。 CPTでは、どのように世界やご自身、あるいはトラウマの経験を理解し、整理できるかを考え直していきます。

認知行動療法複雑性悲嘆に対する認知行動療法

大切な方を亡くされたあとには、辛く悲しい気持ちが暫く続くことが多くの方に見られます。このような反応は悲嘆(グリーフ)と呼ばれる自然な反応です。 しかし、かなりの時間が経過しても故人のことが頭を離れない、落ち込んだ気分が続く、亡くなった事実を受け入れることができない等の状態が続くことがあります。このような状態を精神医学の分野では「遷延性悲嘆症(prolonged grief disorder)」といい、 近年、精神疾患に位置付けられるようになっています。 このような症状に対して介入していくグリーフケアの心理療法です。

認知行動療法アクセプタンス&コミットメントセラピー(ACT)

ACTとは、新世代の認知行動療法と呼ばれ、起きてくる感情をあるがままコントロールせずにアクセプタンス(acceptance)受け入れ、価値あることにコミットメント(commitment)実際に行動していくことを目指す心理療法です。

この名前の通り、ACTは、人生でやってくる避けることのできない苦しみを無理になくそうとせずに(acceptance)、人生を豊かにする行動を自己決定し行動していくこと(commitment)を目的としています。

マインドフルネス(mindfulness)

今この瞬間に常に氣づきを向け、その現実をあるがままに近くして、それに対する思考や感情に囚われないでいる心の有り様を体験できるよう訓練します。 過去のことを思い悩んだり起きていない未来への不安に囚われる状態から、今この瞬間を大切にできるようになります。 また、瞑想の効果として脳の「島」「背内側前頭前野」が活性化されることにより客観視できる力が身につき、健康度のUPまたは再発予防にもなります。

CRM(ComprehensiveResource Model)

CRMは、リサ・シュワルツによって開発された「統括的リソースモデル」と言われる複雑性トラウマを癒す効果的な心理療法です。 真の原因または根本的な問題に、リソースを使ってパワフルに取り組みます。CRMを行うことで、身体にため込まれた感情的な痛みによる神経化学物質を放出し、自分や他者と繋がることが安全であると感じるようになっていきます。

EMDREMDR

(Eye Movement Desensitization and Reprocessing:眼球運動による脱感作と再処理法) 科学的にエビデンスのある心理療法で、トラウマだけでなく、精神疾患や身体的症状などの様々な症状に対しての治療に有効性があります。 トラウマ体験を細かく語る必要がなく、短時間に進めることができるため、ストレスの少ない方法です。

ボディコレクトセラピー

Body Connect Therapy 藤本 昌樹博士より開発された心理療法 従来から効果的であった心理療法のエッセンスに、全く新しい概念を加えて考え出した身体から働きかける心理療法(ソマティックサイコセラピー)です。トラウマは情報とエネルギーとして、脳だけでなく身体にも残されています。身体感覚(フェルトセンス)に注意を向けることで、脳と体をつなぎ、トラウマのエネルギーをペンデュレーション、タッピング、眼球運動、アファーメーション、タッチセラピーなどを用いて体から解放(discharge)していきます。その概念は一つ一つ科学の裏付けがなされています。 特徴は一つ一つのトラウマ記憶の処理にかかる時間が圧倒的に短いこと、活性化が出にくいこと、解離起こしにくいように工夫されていることなどです。

アイムーブメントインテグレーション(EMI)

トラウマを解決するための新しいアプローチです。 目は心の窓であると言われています。眼球運動を扱うことは,トラウマを抱えたクライアントのより深いレベルの解離や生理的な調節障害にアクセスする効果的な方法となりえます。

ホログラフィートーク

ホログラフィートークは、クライエント本人が感情や身体症状の意味を読み取り、解決し、自らを癒すプロセスをセラピストが援助する心理療法です。手法的には、軽催眠下のトランスワークや、自我状態療法の一種に位置づけられます。 ​  クライエントが持つネガティブな感情や身体症状は、問題の様々な原因そして解決法を教えてくれる素晴らしいリソースです。その感情や症状から、問題の起源を探り、解決し、未来における新しいリソースやソリューションを見出す所までを一回のセッションで行っていきます。   ​ 過去のトラウマやPTSD、複雑性PTSDのような長期間にわたる、愛着の問題を含んだトラウマなど幅広く使う事ができます。  クライエント自身も思ってもみなかった過去の起源に容易に到達でき、過去のトラウマティックな場面でも、強い反応を起こしにくく、セラピストが解決を援助する事によって、本人だけでは解決できなかった過去の問題をよりよく解消する事が可能になる技法です。

ソマティックエクスペリエンス

SE™(Somatic Experiencing®)は米国のPeter Levine博士が開発した、身体と神経系の統合をベースにした、安全で自然なトラウマ療法です。 人間が本来の動物と同じ様に持っている「身体感覚」を主に使った、まったく新しいタイプのトラウマの治療メソッドです。ここでは、神経系がトラウマによって抱えた過剰なエネルギーのゆっくりとした解放を目指しているため、トラウマやその体験について「言葉で」語ることは重視されません。身体の状態を感じ、それに呼応して身体が自然に反応し、身体が少しずつエネルギーを解放していくことが重要で、これが従来の治療法と違う画期的な点です。 https://www.sejapan.website/

強迫性障害に対するERP

強迫性障害とは、強迫観念(繰り返し生じてくる考えや気持ち)と強迫行為(安心を得るための確認行為や儀式的な行為)が続くために、強い不安や苦痛を感じ、日常生活や社会生活に支障をきたします。 曝露反応妨害法(ばくろはんのうぼうがいほう)とは、強迫性障害に有効な認知行動療法の技法の一つです。

自我状態療法(Ego StateTherapy)

自我状態療法は、John G. Watkinsが考案した複雑性PTSDや解離性障害の治療法として有効な心理療法です。 人は耐え難いストレスに晒されると、生存戦略として自己の一部を切り離しないものとする(解離)が起こります。 そういった、通常ではアクセスできない切り離した部分にもアプローチできる、複雑なトラウマを持つ方へのアプローチとして必須ともいえる心理療法です。 また、その他の日常的な葛藤状態の問題解決にも幅広く適用できます。 http://egostatetherapy.jp/

USPT

USPT(Unification of Subconscious Personalities by Tapping Therapy;タッピングを用いた解離性障害の治療法)は,タッピングを用いて人格部分(別人格)を呼び出して、これまでの労をねぎらうことにより,解離(解離性障害)による人格部分の統合を行う心理療法です。

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